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調味料ガイド
パスタやスープ、煮込みハンバーグなど、
トマト缶は何かと便利で、ストックしているご家庭も多いと思います。
そんなトマト缶、実は危険という話をご存じですか。
今回はトマト缶の何が危険なのか、
トマト缶がもたらす健康への影響を詳しくご紹介します。
缶の内側には、BPA(ビスフェノールA)という成分が含まれています。
本来は、金属の腐食や金属が溶け出すのを防ぐためにBPAは使われています。
しかしトマトは酸性が強いため、BPA自体が溶け出しやすく危険と言われています。
また、BPAは熱に弱いのが特徴です。
缶詰は製造段階で「殺菌」という工程があり、
100℃以上の温度で缶詰を加熱・加圧しています。
この工程により、確実にBPAは食品に溶け出しています。
BPAはプラスチックの原料となる化学物質です。
環境ホルモン問題の原因になったのが、このBPAです。
BPAは缶詰の内側だけでなく、
プラスチック製品や飲料缶の内側のコーティング、
ペットボトル、レシートなどの感熱紙にも使われています。
BPAの毒性については様々な研究結果が出ています。
具体的には、不妊症、精子の減少、前立腺がん、乳がんのリスクの増加などが挙げられています。
なかでも特に気を付けてほしいのが、妊娠中の方や乳幼児です。
胎児や乳幼児は解毒能力が低いため、大人には微量であっても大きな影響を受けてしまいます。
ASDやADHDなどの発達障害とも関係性があるとの報告もあります。
他国では「BPAは人体に危険を及ぼす」として、BPAの使用制限をかけているほどです。
BPAを取り入れないためにできることは、こちらの5つ。
トマト缶は安くて保存も効くので便利ですが、
健康のためには、できるだけ避けるのがおすすめです。
紙パックに入った加工トマトも売られていますが、紙パックの内側には防水加工がされています。なかにはBPAを使わないコーティングをしているパックもあるそうですが、代わりにどんなものが使われているのかは不明です。さらに、「BPAフリー」という表示がないものがほとんどで、安全性は定かではありません。
加工トマトを安全に購入するには、
金額は高くなりますが瓶詰がおすすめです。
ガラスなのでBPAの心配もなく安全です。
わが家では、アルチェネロのトマト瓶を使っています。
カットタイプとピューレタイプがあるので、料理によって使い分けることができます。
有機トマトを使用し、添加物は一切使われていません。
トマトの甘味やうま味も生かされ、とっても美味しいですよ。
諸外国では、使用に制限をかけるほど問題視されている「BPA」。
とくに、妊娠中や乳幼児がいるご家庭では気を付けるに越したことはありません。
こうした「化学物質」以外にも、身の回りには「食品添加物」「農薬」など、
なるべくなら避けたいものが、身の回りには溢れています。
口にするものは安全なものを選びたいという方には、オーガニックの食材宅配がおすすめです。
スーパーで安全な食材を探す手間もなくなり、いろんなオーガニック商品に出会うことができます。
ぜひ、下記の記事も参考にしてみてください。