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最近、スーパーなどでもよく見かける「無塩せき」のソーセージやベーコン。
一見、体に良さそうなものだけで作られているように見えます。
しかし、なかには避けたい添加物が入っていることも。
今回は、無塩せき商品の気を付けたい添加物やおすすめの無添加加工肉についてご紹介していきます。
無塩せきとは、「見栄えをよくするための発色剤」を使っていないということ。
つまり、それ以外の添加物は使用している可能性があるということです。
スーパーなどで見かける無塩せき商品には、保存料や結着剤などの添加物が使われていることが多いです。
「無塩せき=無添加ではない」ことは、覚えておきたいポイントです。
無塩せき加工肉に含まれる添加物には、どのようなものがあるのでしょうか。
某メーカーの無塩せきウインナーの原材料名はこちら。
豚肉(輸入)、豚脂肪、食塩、還元水あめ、香辛料、ぶどう糖/加工デンプン、調味料(有機酸等)、リン酸塩(Na)、pH調整剤、(一部に豚肉を含む)
添加物の見方は、原材料名の「/」(スラッシュ)で判断できます。「/」より後ろに書かれたものが添加物です。
このなかで特に気を付けたい添加物は、加工デンプンとリン酸塩(Na)。
それでは、それぞれをくわしくみていきましょう。
加工デンプンは粘性や接着性を持たせたり、形が崩れないようにする目的で使われています。
加工デンプンは11種類あるうちの総称で、一括表示が認められています。
EUでは、加工デンプン11種類のうちの2種類(ヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン)の乳幼児への使用を禁止しています。
日本では使用が許可されているうえ、一括表示で「加工デンプン」と書かれていると、
上記2種類を含んでいるのか消費者にはわかりません。
少なくとも、お子さんのいるご家庭では避けたい添加物のひとつです。
食材の食感や見た目、保存性を高めるために使われる添加物。
ハムやウインナーには、肉のくっつき度を高める接着剤として使われます。
あらゆる加工食品に使われていますが、表示には「リン酸塩」と書かれていないこともあります。
たとえば、こちら。
プロセスチーズなどの乳製品に使うときは「乳化剤」
コンビニのパンやおにぎりなどに使うときは「pH調整剤」
コーラなどの清涼飲料水に使うときは「酸味料」
一括表示が可能なため、リン酸塩が使われているのか分からないものも多くあります。
リン酸塩は毒性は少ないと言われていますが、
ミネラルと結合する性質があり、体にとってはこれは大問題。
本来腸で吸収されるべきミネラルが、吸収されずに体内に排出されてしまいます。
加工食品をたくさん食べることで、結果としてミネラル不足につながります。
ソーセージやベーコンなどの加工肉は、添加物をふんだんに使って作られているものばかり。
スーパーなどでは、添加物を使っていない加工肉を見つけるのは難しいのが現状です。
ここからは、完全に無添加な加工肉を5つご紹介していきます。
原材料名:豚肉、片栗粉、食塩、胡椒、香辛料
保存料や着色料を一切使わずに作られた、完全無添加なソーセージです。
香辛料は、胡椒、パプリカ、クミン、カイエン、セージ、にんにくと天然素材のみ。
カイエンペッパーがアクセントとなり、ちょうどいいスパイシーさが食欲をそそります。
ミートガイでは、スパイシー以外にもハーブやスモーキーなど色んな味のソーセージがあります。
気になる方は、商品一覧をのぞいてみてください。
国産豚肉だけを使用し、醤油、酒、食塩など、全ての原材料にこだわって作られています。
「ウインナー」の原材料名:豚肉(国産)・豚脂・玉ネギ・香辛料・食塩・砂糖
「ベーコン」の原材料名:豚バラ肉(国産)・食塩・砂糖・香辛料
本場ドイツのコンクールで何度も金賞を受賞している、世界に認められたソーセージとベーコンです。
北海道の大自然で放牧され、成長促進ホルモン剤・抗生物質・ステロイドを使用せずに育てられた豚のお肉を使っています。
原材料名:豚肉(国産)、豚脂肪、食塩、香辛料、でん粉
不自然な原材料は一切含まず、天然のスパイスのみで作られています。
飼料にも徹底的にこだわっていて、おいしいを追求したソーセージです。
HORIZON FARMSでは、ベーコンも作っています。
気になる方は、商品一覧をのぞいてみて下さい。
添加物を一切使用せず、加水も一切せず、燻製液も一切使用せずに作られています。
原材料名:豚ばら肉(山形県産)食塩、砂糖、香辛料
大容量な上、価格もリーズナブルなので、普段使いで気軽に食べることができます。
加水していないので、調理しても縮まないのが特徴です。
ホルモン剤や成長促進剤を一切使用せずに育てた、黒豚のみで作られたベーコン。
アップルウッドチップでゆっくりとスモークされています。
スライスされているので、そのままカリカリになるまで焼いて楽しむことができます。
サイトウハムさんのソーセージもおすすめ。保存料、着色料等の添加物を使わず、氷温熟成技術で素材のもつ旨みを引出した、こだわりのソーセージです。
子どもが食べる機会も多い、ソーセージやベーコン。
「無塩せき」と聞くと、なんとなく体に優しそうなイメージがありますが、そうではない商品もたくさんあります。
すべての添加物を避けることは難しいですし、添加物を使うことで、「腐りにくい」「日持ちする」「安い」などのメリットもあります。
ただ、どんなものが使われているかを知るだけでも、買い物の選択肢が変わってくるのではないでしょうか。
安全な食材を選びたい方におすすめは、オーガニックの食材宅配サービス。
オーガニックなものが揃っているので、スーパーで安心な食材を探す手間も省けます。
上記の記事もぜひチェックしてみてください。