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「遺伝子組み換えってそもそも何?」
「どんな食品に使われているの?」
この記事では、こんな疑問を解決していきます。
日本は「遺伝子組み換え大国」だという事実をご存じですか?
スーパーなどでは「遺伝子組み換えではない」の表示を見かけることが多いので、そう言われてもピンとこない人がほとんどのはずです。
これは「食品表示の仕掛け」によるもの。
この記事を読めば、
が分かるようになりますよ。
まず気になるのは、「どんな食品に遺伝子組み換え作物が使われているのか」ということ。
遺伝子組み換え作物から作られている可能性がある加工品・添加物はこちら。
遺伝子組み換え作物から作られている可能性のある加工品
加工品・添加物 | |
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大豆油 | ぶどう糖 |
なたね油 | 果糖ぶどう糖液糖(異性果糖) |
綿実油 | 水あめ |
コーン油 | トレハロース |
サラダ油 | デキストリン |
植物油脂 | 醸造用アルコール |
しょう油 | 醸造酢 |
マヨネーズ | みりん風調味料 |
マーガリン | 乳化剤 |
コーンスターチ | カラメル色素 |
植物たんぱく | ビタミンE |
ショートニング | キシリトール |
たん白加水分解物 | キサンタンガム(増粘剤) |
酵母エキス | でん粉/加工でんぷん |
遺伝子組み換え作物から作られている可能性のある食品添加物
食品添加物 |
---|
アスパルテーム、L-フェニルアラニン、ネオテーム |
ビタミンB2 |
ビタミンC |
イノシン酸、グアニル酸 |
調味料(アミノ酸等) |
各種アミノ酸(バリン、ロイシン、セリン、ヒスチシン、イソロイシンなど) |
これだけ多くのものに、遺伝子組み換え作物が使われています。
表示の基準については後述しますが、上記の加工品・添加物には表示の義務がありません。
私たちは気付かないうちに、たくさんの遺伝子組み換え作物を口にしているということです。
日本で認可されている遺伝子組み換え作物は8種類あり、そのうち下記の4種類が市場に流通しています。
大豆、トウモロコシ、綿実、ナタネ
この4種類の作物は、いずれもほぼ9割が遺伝子組み換え品種のものです。
多くは食用油の原料や家畜の飼料として使われています。
食用油の原料は、マーガリン、ドレッシング、マヨネーズなど、私たちにとって身近な食品になります。
このように、加工食品の多くは遺伝子組み換え作物が使われていますが、表示義務はありません。
その理由は、
原材料の上位3品目、かつ原材料の重量にしめる割合が5%以上であるものしか表示しなくていい
というルールがあるから。
原材料のすべてが遺伝子組み換え作物でも、大豆油・なたね油・トウモロコシ油・醤油には表示義務がありません。これは「組み込まれた遺伝子やたんぱく質が検出されない」という理由から表示を免れています。
表示義務のある食品は豆腐、納豆、味噌程度で、これらには優先的に「非遺伝子組み換え作物」が使われるため、
私たちは「遺伝子組み換えではない」の表示をよく見かけます。
EUでは、遺伝子組み換え作物を使用したすべての食品、さらに飼料にも表示義務があります。意図しない混入は、日本は5%までは許容範囲。一方、EUでは0.9%、オーストラリアは1%、韓国と台湾は3%まで。
遺伝子組み換え作物とは、ある特定の除草剤だけに耐性のある性質、作物のなかに殺虫成分を生み出す性質などを、遺伝子に組み入れた作物のこと。
除草剤成分に耐性をもつ微生物の遺伝子が組み込まれていて、除草剤を浴びても枯れない性質をもっています。
これにより、作物に除草剤がジャバジャバかかっても、雑草だけが枯れていき、除草の手間がかからなくなります。
除草剤の大量散布により、残留農薬が増加しました。そこでアメリカは大豆の残留農薬許容値(グリホサート)を20ppmに設定。すると日本は、米国産の大豆を受け入れるため、今まで6ppmまでだった許容値を20ppmまで引き上げました。
殺虫毒素をもつ微生物の遺伝子が組み込まれた作物は、すべての細胞に殺虫毒素が作られ、これらを食べた虫は死んでしまいます。
殺虫成分そのものを、私たちも食べることになります。
多数の動物実験の結果、健康への影響が数多く報告されています。
なにより問題なのは、たとえ微量であっても、ヒトが長い間食べた結果は誰にもわからないということ。
米国環境医学会はGM作物について公式見解を発表(2009年)。過去の動物実験を分析した結果、一.免疫システムへの悪影響、二.生殖や出産への影響、三.解毒臓器(肝臓、腎臓)に傷害が起きているとし、GM流通を止めるべきだと提言。そして長期の実験を行うことや表示が不可欠と指摘。
食卓の危機より引用
諸外国では遺伝子組み換え作物(GM)の規制が行われています。
規制の一例はこちら。
日本では遺伝子組み換え表示の規制も緩く、知らない間にかなりのGMにさらされているのが現状です。
表示義務のない食品が溢れるなか、遺伝子組み換え作物を避けるには、
国産原料を100%使用しているものを選ぶこと。
日本では、承認された遺伝子組み換え作物の「輸入」はしていますが、国内での「栽培」は許可されていません。
そのため、国産100%の原料であれば遺伝子組み換えの心配はありません。
また、口にするものは安全なものを選びたいという方には「オーガニックの食材宅配」がおすすめです。
遺伝子組み換え作物の使用を極力避けている宅配サービスは、下記の5社。
公式サイトでは、遺伝子組み換えについてこのように書かれています。
食品用の遺伝子組み換え作物の栽培もしなければ、取り扱いも一切しません。さらに、しょうゆには国産100%の大豆を使用し、油や加工品などの原材料は、遺伝子組み換え作物が含まれていないことを徹底してトレース(履歴をたどる)して検証しています。
大地を守る会公式サイトより引用
大地を守る会は、野菜だけでなく、肉・魚・卵・生活雑貨と幅広い商品を取り揃えています。
そして、すべてのジャンルで独自の厳しい基準があり、その基準は業界トップレベル。
たとえば、
など、安心できる商品が揃っています。
\ お試しセットは1,980円(税込)で送料無料 /
公式サイトでは、遺伝子組み換えについてこのように書かれています。
秋川牧園では、加工品を作る時に遺伝子組み換え原材料は使用いたしません。仕入れてお届けする商品も基本的に同様の基準で厳選しています。家畜の飼料についても遺伝子組み換え作物の使用はありません。生産者だからできる厳選した安全基準で、表示のないところまで目を光らせています。
秋川牧園公式サイトより引用
秋川牧園の企業理念は「口に入るものは間違ってはいけない」。
野菜だけでなく、肉、加工品、冷凍食品なども揃っています。
安全性に対するこだわりが高く、畜産物に飼料には、
など、品質にとことんこだわっています。
\ お試しセットは送料無料で2,500円(税込)/
公式サイトに「化学的な添加物や遺伝子組み換えはナシ」と明記してあります。
ビオ・マルシェの特徴は、取り扱うすべての野菜が有機栽培(オーガニック栽培)であること。
すべての野菜に「有機JASマーク」がついています。
もちろん、野菜だけではなく、
など、扱う商品の品質にこだわっています。
\ 有機野菜を1,500円(税込)で試せる /
独自の安全基準「RADIX基準」で「遺伝子組み換え作物およびそれを原料とする食品は原則扱わない」という決まりがあります。
らでぃっしゅぼーやといえば、豊富な品揃え。
商品数は12,000品もあり、らでぃっしゅぼーやだけで食品の買い物を済ませることができます。
安全性と価格のほどよいバランスで、人気の高い宅配サービスです。
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加工品の取り扱いは少ないですが、「遺伝子組み換え作物からつくられた加工品は扱わない」というルールのもと、厳選された商品を販売しています。
わが家でも坂ノ途中の宅配を利用しています。
野菜は、化学合成農薬・化学肥料不使用のもののみ。
放射能は国の1/10と、他社と比べても厳しい基準を設けています。
野菜以外の商品数は少なめですが、厳選された商品が揃っています。
\ 初回3回分の送料無料 /
今回は「遺伝子組み換え食品」についてお伝えしました。
日本では表示の義務がないものがほとんどで、私たちの身近な食品に多くの遺伝子組み換え作物が使われています。
安全な食品を選びたいという方は、さきほどご紹介したような「オーガニックの食材宅配」がおすすめです。
スーパーで安全な食品を探す手間もなくなり、いろんなオーガニック商品と出会うことができます。
ぜひ、下記の記事も参考にしてみてください。