食材宅配ガイド
危険な添加物ガイド
調味料ガイド
スーパーで売られている塩は、ほんの少しの量で1,000円以上するものもあれば、
1kgで100円台のものもあります。
その違いは「製造方法」。
おすすめは、「天日」「天日、平窯」と書かれた天然塩です。
今回は、精製塩と天然塩の違いや見分け方、おすすめの塩を3つご紹介します。
塩には、大きく分けて3種類あります。
それぞれについて、かんたんに説明していきます。
99.5%が塩化ナトリウムの、しょっぱいだけの塩。
「食卓塩」と言われるものは精製塩のことです。
精製塩や輸入した天然塩に、にがりや海水を添加した塩。
輸入した高純度の原塩は苦味が強いため、
まろやかな味にするために人工的にミネラルを補い、
食べやすく調整しています。
有名な「伯方の塩」は再生加工塩です。
海水を原料に天日で乾燥させたり、平窯で煮詰めたりして作られたものや、岩塩、湖塩など。
99.5%塩化ナトリウムでできている精製塩に対し、
海水だけで作る天然塩は、さまざまなミネラルが含まれています。
3つのなかでおすすめは、「海水」を原料にした「天日」や「天日・平窯」で作られた天然塩。
天日、平窯とは、太陽と風の力で海水を濃縮し、火の力で塩の結晶を採り出す伝統的な方法です。
このような伝統的な方法で作られた塩は、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど多くのミネラルを含みます。
ミネラル豊富な塩は、ほんのりとした甘み、うまみ、コクがあり、奥深い味を楽しむことができます。
ここまで、「塩の種類」についてお話してきました。
とはいえ、塩のパッケージには「精製塩」「天然塩」などの表記はありません。
そこで見分けるポイントは、商品の「製造方法」。
塩のパッケージには、原材料のほかに「製造方法」の記載が義務付けられています。
たとえば、こちら ⇓
工程に「イオン膜」「立窯」の表記があるものは「精製塩」です。
続いて、こちら ⇓
原材料に塩以外のもの(ここでは「粗製海水塩化マグネシウム」)が添加されていること、
工程に「溶解」や「混合」と書かれたものは「再生加工塩」です。
最後はこちら ⇓
原材料名は「海水」のみ、工程に「天日」「平窯」と書かれたものは「天然塩」です。
岩塩や湖塩も天然塩ですが、海水からできた天然塩のほうがミネラル豊富で、塩化ナトリウム(食塩相当量)が少ないことが特徴です。体にやさしい塩を選ぶなら、「海水」から作られた天然塩がおすすめです。
それでは、厳選したおすすめの天然塩を3つ、ご紹介していきます。
原材料名:海水(伊豆大島近海)、製造方法:天日、平釜
伊豆大島の海水のみを原料に、伝統的な製法で手間ひまかけて作られた天然塩。
成分には、塩化ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムを含んでいます。
炊き立てのご飯に、この塩を振り掛けるだけで最高の超絶おいしいおにぎりが出来上がります!いろんなお塩を試してみましたが、この塩が一番おにぎりが美味しいです。料理の味もグッとしまりました。リピート確定です!
Amazonレビューより引用
原材料名:海水(沖縄海塩100%)、製造方法:天日、平釜
沖縄の海水のみで作られ、ミネラルを豊富に含んだ(ミネラル含有量10%)塩。
放射線検査も実施している、安心安全なメーカーです。
味見をしてみてびっくり!めちゃくちゃ美味しく辛さだけではなく甘みと深みがありました!今まで塩はあまり好きでは無かったのですが、野菜やおにぎりに掛けて食べてみたいです!
Amazonレビューより引用
原材料名:海水(輪島沖海水100%)、製造方法:平釜(ライト照射)
ナトリウムとマグネシウムの割合が、人間の血液に近い理想的なミネラルバランスで作られた塩。
わじまの海塩は、医学博士の白澤卓二さんの著書で「おすすめの塩」として紹介されています。
素材の良さを引き立ててくれる塩です。これひとつで本当に美味しく出来ます。
Amazonレビューより引用
あらためて、塩選びのポイントはこちらの3つ。
よく「塩分は血圧を上げるから控えめに」と耳にしますが、それは精製塩の話。
精製塩の塩化ナトリウムをたくさん摂ると、血行が悪くなり、血圧を上げてしまいます。
一方、ミネラル豊富な天然塩(自然塩)には、そうした心配はいりません。
なぜなら、ミネラルには血行を良くし、血圧を下げ、血液をサラサラにしてくれるという効果があるため。
塩だけでなく、「口にするものは安全なものを選びたい」という方には、オーガニックの食材宅配がおすすめです。
スーパーで安全な食材を探す手間もなくなり、いろんなオーガニック商品と出会うことができます。
ぜひ、下記の記事も参考にしてみてください。