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「カレールーって体に悪いの?」
「安心な原材料のカレールーはある?」
こんなお悩みをお持ちではないですか?
市販のカレールーは、質の悪い油と添加物で作られているものがほとんど。
とても「体に良い」とは言えません。
結論からお伝えすると、
おすすめの無添加カレールーは、こちらの3つ。
この記事では、「市販のカレールーの避けたい添加物」や「おすすめの無添加カレールー&作り方」をご紹介していきます。
スーパーで売られているカレーのルーや、ホワイトシチューのルー。
これらの共通点は、化学調味料や酵母エキスといった「うまみ成分」を大量に添加していること。
そして、見た目を良くするため、「カラメル色素」で色付け。
安価な油を大量に使い、油でギトギトにならないよう、「乳化剤」(平たく言えば合成洗剤)で分離しないようにしています。
つまり、質の悪い油と添加物のかたまり。
安くて便利な裏側には、健康とはかけ離れた実態があります。
市販のカレールーで避けたい原材料&添加物は、こちらの8つ。
それでは、それぞれをくわしくみていきましょう。
パーム油は、アブラヤシという植物から採れる植物油脂のこと。
世界でもっとも使用されている食用油です。
「スーパーに並ぶ商品の約半分に使われている」とも言われています。
チョコレート、スナック菓子、アイス、パン、カップラーメン、惣菜、カレールーなど
そして、表示上は「パーム油」ではなく、
「植物油」「植物油脂」「マーガリン」「ショートニング」などと記載されています。
パーム油の問題点は「発がん性のある食品添加物BHAが添加されている」こと。
パーム油は長距離の輸送での酸化を防ぐため、BHAという酸化防止剤が使われています。
BHAに発ガン性があることがわかったのは、20年以上も前のことです。名古屋市立大学の研究グループが、BHAを0.5%および2%ふくむえさをラットにあたえて、2年間育てました。その結果、2%群の前胃にガンが発生したのです。
「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物 / 渡辺雄二より引用
以前は発がん性があることからBHAを含むパーム油は使用が禁止されていましたが、
1999年から突然条件が撤廃され、「BHAが残ってもかまわない」ということになり、現在も使われています。
パーム油の問題点は健康面だけではなく、環境問題も深刻。熱帯林の破壊やオラウータンの絶滅危惧など、地球規模で重大な事態に陥っています。
日本の小麦自給率はたった13%。
そのほとんどが輸入で、おもな輸入先はアメリカ(51%)、カナダ(30%)、オーストラリア(16%)です。
原材料名に「小麦粉」とだけ書かれている場合、ほぼ100%輸入小麦と言えます。
国産小麦を使っている場合、「小麦粉(国産)」などと書かれていることが多いです。
輸入小麦の問題点は、残留農薬。
有機リン系農薬は神経毒性農薬です。グリホサートは有機リン系農薬です。基準以下であっても慢性的摂取で低運動性、筋硬直、低体温、姓心機能障害、遅発神経毒性、記憶障害、学習障害が起こるとされています。
食卓の危機より引用
農民連食品分析センターが行なった検査では、
市販の輸入小麦使用のパンのほぼすべてから、グリホサートが検出されています。
原材料名に「小麦粉」とだけ書かれたものは注意が必要です。
酵母エキスとは、「酵母」を原料として、抽出・エキス化したもの。
「精製処理をしていない」という理由から、食品添加物ではなく食品として分類されます。
ただ、この酵母エキスは限りなく化学調味料に近い存在。
安価で手軽に旨味を加えることができるうえ、表示上は「無添加」。
そのため、「無添加」と謳ったさまざまな加工食品に使われています。
酵母エキスには、
などのリスクがあります。
たんぱく加水分解物と同じく、強烈なうまみ成分で味覚が麻痺し、天然の味が分からなくなってしまいます。
さらに、原料が遺伝子組み換え作物である場合、アレルギー症状が出る可能性があります。
たんぱく加水分解物の問題点については、下記の本にくわしく書かれています。
調味料(アミノ酸等)は、いわゆる「うまみ」を出すための化学調味料。
使われていないものを探すことがたいへんなほど、あらゆる加工食品に使われています。
お弁当、惣菜、サンドイッチ、スナック菓子、調味料、レトルト食品、ハム、ウインナー、ふりかけなど
あらゆる食品に添加されているので、使われていないと「物足りない」「おいしくない」と感じてしまいます。
小さいころからこの味に慣れてしまうと、食材本来のおいしさが分からなくなり、
大人になっても化学調味料を取り続けることに繋がります。
そして、調味料(アミノ酸等)は「一括表示」が認められている添加物。
うまみ成分に代表される「グルタミン酸ナトリウム」のほか、「DL-アラニン」「グリシン」「核酸」など、何種類使っていても表示は「調味料(アミノ酸等)」だけ。
とくに、グルタミン酸ナトリウムの原料はアメリカ産のトウモロコシなので、遺伝子組み換えの可能性が高く、とても安全とは言えません。
摂りすぎると「中華料理症候群」と呼ばれる、頭痛や体のしびれなどの健康障害を引き起こします。
カラメル色素は、食品を褐色に着色するために使われる添加物。
ソース、清涼飲料水、炭酸飲料、洋酒、菓子類、カレールー、ラーメン、スープ、しょうゆなど
カラメル色素の問題点は、種類によっては「発がん性物質が含まれている」ということ。
カラメル色素も「一括表示」が認められている添加物。
I〜Ⅳまでの種類があり、このうちⅢとⅣにはマウスを使った実験で発がん性が確認されています。
表示では「カラメル色素」あるいは「着色料(カラメル)」としか記載されないため、カラメルⅢやⅣが使われているかどうかわからないのが現状です。
乳化剤とは、水と油を仲良くさせるための添加物。
成分は合成界面活性剤で、平たく言えば「合成洗剤」と同じです。
乳化剤も 「一括表示」が認められた添加物。
同じ目的であれば、一括りにしてかまわないと食品衛生法で定められています。
乳化剤として使われるもののなかでも「リン酸塩」は要注意。
リン酸塩は、
・カルシウム不足
⇒ 免疫力の低下、イライラ、怒りっぽい、子どもの発育阻害など
・亜鉛不足
⇒ 味覚異常、成長障害、貧血、皮膚炎など
を引き起こす可能性があります。
食品添加物のなかで、もっとも多く使われているのが合成甘味料です。
合成甘味料は、砂糖の数百倍の甘みがあるのにカロリーはゼロ。
ごく少量で砂糖と同じ甘みを出せるので、コストダウンになり、砂糖の代わりに多くの加工食品に使われています。
なかでも代表的な合成甘味料は、下記の3つ。
発がん性の疑いや免疫力低下など、数々の実験で安全性の疑問が指摘されている添加物です。
くわしくは、下記の記事で細かく解説しています。
▼ お菓子の危険な添加物5選 ▼
香料も 「一括表示」が認められた添加物。
香料は約600種類もあるなかから、目的の香りを出すために数種類を混ぜ合わせて使用しています。
もちろん、何十種類使っていても表示は「香料」のみ。
添加物の多用や有害な添加物が使われていたとしても、消費者にはわかりません。
ここからは、安心な原材料で作られたカレールーを3つご紹介していきます。
米油、米粉(国産)、玄米粉(国産)、デーツピューレ、トマトペースト、ホワイトソルガム、ウスターソース、
粉末たまねぎ、カレー粉、ガラムマサラ、食塩(ヒマラヤ岩塩)、発酵米糀加工品(米、米糀、玄米、ヒエ、
ホワイトソルガム、キヌア、アマランサス、米ぬか)、香辛料、バオバブフルーツパウダー、粉末椎茸、粉末昆布
メーカーに問い合わせたところ、原材料のウスターソースは「化学調味料・酵母エキス不使用のもの」を使っているとのことです。
100%植物由来の原材料だけで作られたカレールー。
化学調味料・着色料・保存料・香料などもすべて無添加。
小麦粉も使っていないので、アレルギーの方やグルテンフリーを意識している方にもおすすめです。
辛さは甘口・中辛・辛口の3種類から選ぶことができます。
作り方
作り方は、野菜を炒めて、水とカレールーを入れるだけなので、市販のカレールーと同じ手軽さです。
口コミ
食事の最中も食後も胃が軽いです。ハーブや香辛料が本格的、香りはお店の様です!
楽天市場レビューより引用
いつもこのカレーのシリーズにお世話になっています。安心安全でおいしい!!最高です。
楽天市場レビューより引用
焙煎玄米粉(国産)、米油、ココナッツオイル、トマトペースト、おからパウダー(国産・遺伝子組み換えでない)、天日塩、デーツピューレ、カレー粉、醤油(小麦粉不使用)、ウスターソース、ホワイトソルガム、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、香辛料、米粉(国産)、ガラムマサラ(香辛料)、ジンジャーパウダー、昆布パウダー(国産)、ココアパウダー、(一部に大豆を含む)
メーカーに問い合わせたところ、ウスターソースの原材料は「有機野菜・果実 ・醸造酢(米酢) ・砂糖 ・食塩 ・香辛料」のみで化学調味料・酵母エキスは不使用。醤油は添加物不使用のものを使っているとのことです。
化学調味料や保存料、小麦粉を使わずに作られたカレールー。
フレーク状なのでサッと溶けやすく、色んな料理の味付けに使うことができます。
作り方
こちらもいつものカレーと同じく、具材を炒めて煮込むだけで出来上がります。
口コミ
市販のカレールーは添加物が多いのでこちらのルーを購入。しっかりとカレーの味で美味しかったのでリピートしました。
楽天市場レビューより引用
グルテンフリーのカレー粉でここまで美味しいものはなかなかないです!辛さも大人好み。だけど子供が食べれないわけではないので、完全に子供用のカレーばっかりだった我が家には大満足の一品になります!
楽天市場レビューより引用
トマトペースト、醸造酢、レモングラス、食塩、たまねぎ、米、にんにく、しょうが、ココナッツオイル、乾燥ココナッツ、ガランガル、その他香辛料
動物性原材料・化学調味料・添加物・小麦粉は一切使わず、
18種類のスパイスやハーブ、野菜のうまみをギュッと閉じ込めたカレーペースト。
辛さは「オリジナル」「マイルド」「スパイシー」の3種類から選ぶことができます。
1皿に使う分量はティースプーン1杯(約10g)のみ。
1瓶で22皿分、1皿あたり約29円とコスパが良いところも魅力です。
作り方
作り方は、炒めた具材とカレーの壺ペーストを絡め、ココナッツミルク(または牛乳・豆乳)を入れてサッと火を通すだけで完成です。
公式サイトでは、カレーの壺ペーストを使ったアレンジレシピを約90種類も紹介しています。
口コミ
友人から勧められて購入しましたが、簡単に本格的な味になりました。もう他のルーには戻れません!
楽天市場レビューより引用
グルテンフリー、動物性原料、化学調味料、保存料不使用の商品を探していました。お味も大変美味しく、カレー、チャーハン、炒め物、スープと色々使えて便利です。
楽天市場レビューより引用
カレールーではないですが、こちらのカレー粉もおすすめです。
好きな具材と塩、カレー粉を入れるだけでおいしいカレーができあがります。
仕上げに米粉を水で溶いたものを入れると、とろみもつけることができます。
辛みがないので、小さなお子さんがいるご家庭でも楽しむことができますよ。
あらためて、おすすめの無添加カレールーはこちらの3つ。
市販のカレールーは安くて便利な反面、安全ではない原材料が使われているものがほとんど。
子ども用の「無添加カレールー」でも、原材料には質の悪い油や輸入小麦、酵母エキスなどが使われていることはよくあります。
カレールー以外にも、「口に入れるものは安全なものにこだわりたい」という方には、オーガニック系の宅配サービスがおすすめです。
「有機野菜」や「安心な原材料で作られた加工食品」が豊富に揃っているので、スーパーで安心な食材を探す手間がなくなります。
ぜひ、下記の記事もチェックしてみてください。