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「子どもに砂糖って良くないの?」
「癇癪やイライラは砂糖のせい?」
結論からお伝えすると、
甘いものの摂りすぎは、血糖値の乱高下で心を乱す可能性もあります。
子どものおやつは決して「甘いもの」だけではありません。
詳しくは後述しますが、
おやつ=補食と捉えるのがおすすめですよ。
今回は、「砂糖が子どもに与える影響」と「おすすめのおやつ」をくわしくご紹介していきます。
砂糖が良くない理由は、主にこちらの3つ。
それでは、ひとつずつみていきましょう。
子どもが砂糖を摂りすぎると心配なのは、血糖値の乱高下。
とくに精製された砂糖は、血糖値を急上昇させてしまいます。
血糖値の急上昇は肥満を招き、糖尿病、動脈硬化、認知症、ガンなどさまざまな病気のリスクのひとつが、この血糖値の急上昇です。
「お菓子中毒」を抜け出す方法 / (著)白澤 卓二
血糖値が乱れると、イライラしたり、攻撃的になりやすくなってしまいます。
感情をうまく伝えられない年齢だと、癇癪(かんしゃく)を起こす原因にもなります。
市販のお菓子に使われている砂糖は、ほぼ白砂糖。
これらは自然由来の砂糖に比べ、甘さが強烈。
これはコカインに匹敵するほどの中毒性があります。
甘いものを食べて「おいしい」「幸せ」という幸福感が、
だんだんと「もっと食べたい!」「足りない」になってきてしまうリスクがあります。
糖質を代謝するとき、脳の働きに関与しているビタミンB群が消費されます。
ビタミンB群の働きは、
など、脳機能を正常に保つ働きがあります。
甘いものの食べ過ぎでビタミンB群が使い果たされてしまうと、
すぐにイライラしたり、興奮したり、落ち込んだり、緊張しやすかったりと、
気持ちが不安定になってしまいます。
「おやつ」と聞くとなんとなく「お菓子」を想像してしまいますよね。
ですが、子どものおやつはスイーツではなく「補食」と捉えたほうがベストです。
もちろん大人も同じですよ
カラダはエネルギーが足りていないと、
素早くエネルギーに変わる糖質への欲求が高まります。
「甘いものが食べたい」という人は、
低血糖状態もしくは鉄不足である可能性が高いんですよ。
3食しっかり食べる&補食を摂ることで
驚くほど甘いものへの欲求が少なくなります。
しょっぱいものが食べたいのはナトリウム不足が原因。スナック菓子ではなく、良質な塩などを料理に使うだけでもミネラル補給になりますよ。
それではどんな補食がおすすめなのか?
具体的にみていきましょう。
まずは胃の状態をチェックしてみてね。
胃の状態をチェック
当てはまる子は消化力が弱いかもしれないので、
まずは胃酸のサポートとして食事のときに
レモン汁や梅干し、お酢など酸味のあるものをプラスして、
胃酸を促してあげるのがおすすめ。
消化力が弱い子におすすめの補食
続いて、こちらもチェックしてみて。
これに当てはまったら低血糖状態かも。
低血糖の子におすすめの補食
干し芋は楽天市場で買える「芋國屋」がおすすめ。
大容量でコスパもよく、もちろん味も美味しいお芋(ねっとり系)です。
こんな補食がおすすめ。
タンパク質はカラダを作る材料。
成長期の子どもには欠かせない栄養素なので、補食からも取り入れてみてください。
秋川牧園の冷凍食品が便利
砂糖の摂りすぎは「太る」「虫歯になる」だけではなく、
血糖値の乱高下によりイライラや癇癪、やる気のなさなど、
メンタル面にも大きな影響を与えてしまいます。
大人も子どもも、おやつは”補食”と捉えたほうがベストです。
消化力や低血糖状態など、
体質によっておすすめの補食も違ってきます。
ぜひご紹介したチェックリストで確認しながら、
お子さんやご自身にあった補食を見つけてみてください。